ポジティブ英語

失う日を経験するかもしれない、という恐怖と闘っている。

Ushinau hi o keiken suru kamo 10 / 5,000 翻訳結果 star_border You may experience lost days

障害受容×音楽の紹介4

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シホっぴ
シホっぴ
今回はRainbow by Kacey Musgraves を紹介させてください。

とても美しい洋楽ですが、あまり知られていないと思います。

Youtube のコメント欄で、この曲っていい曲なのに適正に評価されてないよね!などというときは、This song is so underrated.といいます。

Rateがunder。そして、 This song deserves so much recognition.

この曲はもっといい評価に値するよね!I agree! ほんっとそう思う!のような会話が織りなされます。

☆Kacey Musgraves – Rainbow (Official Music Video)

Kacey Musgraves – Rainbow 和訳

When it rains, it pours

雨が降るときは土砂降りなの


But you didn’t even notice it ain’t rainin’ anymore

でもね、もう雨はやんでいるんだよ、気づいてもなかったの

It’s hard to breathe when all you know is
The struggle of stayin’ above the risin’ water line

息をするのが苦しいよね
上がっていく水面の上にやっと顔を出しておぼれないようになんとか呼吸するのって、苦しいよね

Well, the sky has finally opened
The rain and wind stopped blowin’

でもね、空はやっと綺麗に開けて、雨も風も止んだんだよ

But you’re stuck out in the same ol’ storm again
You hold tight to your umbrella

でもあなたは、またいつもの嵐の中にいる
傘をぎゅっと引き寄せて、つかまってる


Well, darlin’, I’m just tryin’ to tell ya
That there’s always been a rainbow hangin’ over your head

でもねぇ、ただ伝えたいのは、いつだってあなたの上には虹がかかっているっていうこと

If you could see what I see, you’d be blinded by the colors
Yellow, red, and orange, and green, and at least a million others

ねぇあなたにも見える?きっとその色彩の鮮やかさに目がくらむわ
黄、赤、橙、緑、加えて、少なくともミリオンもの色たち


So tie up the boat, tale off your coat, and take a look around

‘Cause the sky has finally opened
The rain and wind stopped blowin’

だからボートを繋いで、ジャケットを脱いで、周りを見渡してみて
だって、本当は雨も風ももう止んでいて、空は綺麗なんだよ


But you’re stuck out in the same ol’ storm again
You hold tight to your umbrella

またいつもの嵐につかまってるあなた

傘を握りしめてるあなた


Well, darlin’, I’m just tryin’ to tell ya
That there’s always been a rainbow hangin’ over your head

ねぇ、ただ伝えたいのは、あなたの上にいつも虹がかかっているっていうこと

Oh, tie up the boat, take off your coat, and take a look around
Everything is alright now

だからボートを繋いで、ジャケットを脱いで、周りを見渡してみて
全部もう大丈夫だからね

‘Cause the sky has finally opened
The rain and wind stopped blowin’

だって空はやっと綺麗に開けて、雨も風も止んでるんだもん


But you’re stuck out in the same ol’ storm again
Let go of your umbrella

またいつもの嵐につかまってしまったんだね
でも、もう傘はいらないよ。傘を置いてみて

‘Cause, darlin’, I’m just trying to tell ya
That there’s always been a rainbow hangin’ over your head

Yeah, there’s always been a rainbow hangin’ over your head
Mm, mm, mm
It’ll all be alright

見上げてみて、虹がでているよ。いつも虹がかかってたんだよ。あなたの頭のすぐ上にはね、いつも虹がかかっていたんだよ。気が付かなかったの。気が付いてよかったね。

うん、もう大丈夫だよ

シホっぴ解説

シホっぴ
シホっぴ
こちらの曲のコメント欄をみると、大切な人を亡くした思い出を実にたくさんの人が共有してくれているのが分かります。

奥さんをがんで亡くされた。お子さんを事故で亡くされた。たくさんたくさん書かれています。この曲がどんなにか多くのひとの気持ちを代弁しているかよくわかります。

亡くすということについて考えさせられます。

失う日を経験するかもしれない、という恐怖と闘っている

雨なんてとっくに上がっているのに、同じ嵐の中で傘にしがみついている人に、

ねぇ、もう虹が出ているよ、あなたの頭のすぐ上に虹がずうっとあったんだよ、傘をおろして

と伝えてくれる美しい曲ですね。

障害の重い子どもをもつ家族は、自分の子供が本来の順番を守らずに先にお空にかえるかもしれない、失う日を経験するかもしれない、という恐怖と闘っている、といえます。

毎朝赤ちゃんの寝息を確認してほっとしていた新生児期の子育てを覚えていますか、とても小さくてはかない赤ちゃんの寝顔を毎朝見てほっとしていた時の気持ちです。

生きている、よかった

子供の寝顔は何歳になっても絶対的に可愛いかと思いますが、大丈夫じゃないかもしれない、呼吸をしていないかもしれない、という気持ちで寝顔を見つめることは減っていくのが普通の子育てだと思います。

一方で、今日もそばにいてくれて、ありがとう、生きている、よかった、そんな気持ちが常に湧き上がってくる子育てを難病児の家族はしている場合が多いと思います。

シホっぴ
シホっぴ
ベースにある恐怖がそうさせるのかはわかりませんが、瞬間を楽しもうとする自分にもなれたりして、本当に学びが多いです。

障害の重い子どもを育てていると

障害の重い子どもを育てていると、Truth is stranger than fiction 事実は小説より奇なり、というか、本当にどうしてそんなことが起きてしまうのだろう、ということに遭遇するようになります。

どうしても友人が子供を亡くすお知らせをもらいますし、もっと大変な場面に遭遇をすることもあって、たった6年間の経験しかない私ですが、とても苦しい時間も経験してきました。小児の看護師さんもそうだと思います。お医者さんも。

アメリカ患者家族会に行ったとき

アメリカ患者家族会に行ったとき、カンファレンスの帰り道でお子さんを亡くした経験のある方もいるんだよ、と聞いて、打ち震えたのを覚えています。

その時に出会った別の方で、カンファレンス中によくしていただいた方は、翌年に亡くされました。

グリーフィング

今はグリーフィングのプロセスやグリーフィングに役立つ言葉をたくさん発信されていて、いつも心を寄せて読んでいます。

シホっぴ
シホっぴ
もし、一緒にその方のページを読みたい方がいらっしゃったら連絡くださいね。

今日は、美しいRainbowという曲を聞きながら、グリーフィングについてほんのすこしだけ考えました。

今を生きよう。

Carpe Diem! (ラテン語)

Seize the day!(英語)

ではでは。