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3月。いろいろな気持ちが溢れます。今年度はどんな1年でしたか?

3月、いろいろな気持ちが溢れます。

障害受容×音楽の紹介6

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シホっぴ
シホっぴ
今回は、一年をどう測る?を考えてみました。

今年度は、どんな1年でしたか?

3月になりました。

みなさんにとって今年度は、どんな1年だったでしょうか?

ゆりちゃんの往診で入っていただいていた先生が異動されることになったり、しゅんくんの習い事の先生がお辞めになられると聞いて、今年も3月を実感しています。

昨年は、大好きだった重症児デイサービス花音さんの卒業がありました。

一昨年は、継続を断念した療育園の早めの卒園がありました。

もっとさかのぼって思い出されるのは、ゆりちゃんが0歳だった時に迎えた3月。

診断を下されてからのしんどい時期に、新生児訪問で介入していただいた保健師さんには大変お世話になったのですが、担当が変わられると知ったときは、とても不安でした。

シホっぴ
シホっぴ
もっと長期的に付き合っていくものだとばかり思って頼りにしていたので。

右も左もわからず、どういった職種の人の介入があるのか、全体像が把握できていない状態で突入した障害児子育て真っ只中、さも当たり前のように訪れた“異動”の話は青天の霹靂で、頼みの綱を断ち切られたような、機械的な無機質なものを感じて、“こちらが勘違いしていたのか”、と面食らいました。

今頃、そんな風に、あ、この頼りにしていた人とは、診断された苦しみも赤ちゃんをいとおしく思う気持ちも、なにからなにまでさらけ出したのにもかかわらず、もうさようならなのか、と心細さや憤りすら感じているご家族がいたら、私もそこにいたことあるよと言いたいです。

保健師さんのほかには、市役所とのやりとりなどを仲介してくれて、計画書の作成や地域の事業所探しの手伝い等、多角的に手助けをしてくれる相談員さんという方も介入することが多いと思うのですが、この方とも、こういった年度でのお付き合いになったりします。

この方にもいろいろと深く家庭の事情からなにから洗いざらい見せることになるので、毎回相談員さんが変わるときというのも精神的疲労を感じます。

どのような方とのやりとりが短期的で、どの方と中長期的な関係になっていくのかイメージもわかないまま、次々と現れる人たちへ繰り返される自分の子供、家庭の状況の説明、ヒアリング。

子供がサービスを受けるために関わっていく職種の多さに、書類作成等の煩雑さに、消耗するような感覚で疲弊しているご家族いらっしゃるかと思います。

一緒に頑張りましょう。

年度末になると、つい聞きたくなる(頭の中を流れる)曲

さて、もう1年だなぁ、と思うとつい聞きたくなる、頭の中を流れる曲があります。

大ヒットロングランミュージカルRentの印象的な代表曲、おそらくもっとも大事な曲、Seasons of love という曲です。

シホっぴ
シホっぴ
1年というのは、分で表すと、60分×24時間×365日で、525,600分になりそうです。

その52万5,600分という時間を愛で測ってみたらどうかな、っていう曲です。

この一年、どんなふうに過ごしたんだろうって、みなさんもよかったら一緒に振り返ってみてください。

Seasons of Love – Rent (Music Video)

Five hundred twenty-five thousand, six hundred minutes
Five hundred twenty-five thousand moments, oh dear
Five hundred twenty-five thousand, six hundred minutes
How do you measure, measure a year?

52万5600分、そう52万5600という瞬間を、52万5600分という1年を、1年を、あなたならどう測る?

In daylights, in sunsets
In midnights, in cups of coffee
In inches, in miles, in laughter in strife
In five hundred twenty-five thousand, six hundred minutes
How do you measure a year in the life?

日の出で?日の入りで?日付の変わる瞬間で?そうやって1日1日を測れるね

あるいは、何杯のコーヒーを飲んだかでカウントすることもできるね

身長がどれだけ伸びたかとか どれほどの距離を旅したかとか 

それか 笑った回数や争いの回数で数えることもできる

人生の一年をあなたならどう測る?

How about love?
How about love?
How about love?
Measure in love
Seasons of love
Seasons of love

愛で測ってみるのは、どうだろう。1年のそれぞれの季節に愛があったはずじゃないかな。どうだろう。

Five hundred twenty-five thousand, six hundred minutes
Five hundred twenty-five thousand journeys to plan
Five hundred twenty-five thousand, six hundred minutes
How do you measure the life of a woman or a man?

In truths that she learned, or in times that he cried?
In bridges he burned, or the way that she died?

52万5,600分 52万5千もの計画 52万5,600分 どうやって数えよう
ひとりひとりの旅を
知った真実の数で、泣いた数で、絶った退路の数で、あるいは死にざまで

It’s time now to sing out
Though the story never ends
Let’s celebrate
Remember a year in the life of friends

今こそ声を出して歌おう 物語は終わらないけど この1年を友の過ごした1年を覚えて胸に刻もう

Remember the love
(Oh, you got to, you got to remember the love)
Remember the love
(You know that love is a gift from up above)
Remember the love
(Share love, give love, spread love)
Measure in love
(Measure, measure your life in love)

Seasons of love
Seasons of love
(Measure your life, measure your life in love)

愛を忘れないで。愛があったことを忘れちゃいけない。覚えていて。愛は神様からの贈り物なの。愛を覚えたのだから、分け合い、与えなさい、広めなさい。愛で一年を振り返ってみよう。それぞれの季節に愛があったよね。人生の瞬間瞬間を愛で数えてみよう

ペンタトニックスがカバーしたバージョンはこちら

レントの舞台は1989-1990年のニューヨーク。人種・セクシュアルマイノリティ・麻薬・エイズなどの様々な個性や悩みをもつ芸術家たちのニューヨークでの暮らしが描かれています。

1年をどうやって測りましょう?

この1年をどうやって測りましょう。

入院回数で?

  1. 3月コロナ、
  2. 7月手術判断のための検査入院、
  3. 9月手術入院

⇒3回でした!少ない!

搬送回数で?

  1. 3月コロナ時

⇒1回でした!少ない!

シホっぴ
シホっぴ
手術回数では? 吸引回数で?発作の回数では?ダイアップ(てんかんの屯用の座薬)を使った回数では?早退せざるを得なかった回数では?往診の先生に夜中電話した回数では?
  • あるいは、看護師さんと過ごした時間では?
  • 理学療法士さんと運動した時間では?
  • 小学校の先生と運動した時間では?
  • 家族でお出かけした時間では?

ゆりちゃんは、きっと、今年度は小学校一年生になって、とても嬉しかったと思う。

この1年をどう数えるだろう。

  • 毎日小学校の校門で元気に迎えてくれる校長先生と教頭先生と教務主任の先生。
  • 先生たちのおはよう。
  • 毎日の小学校の教室での、朝の会。
  • 看護師さんたちとの毎朝の健康観察。

おはようの回数で1年を数えるのが幸せかな。

愛で一年を数えようと思うと、出てくるのは、ちょっとした笑顔を交換しあった場面の数々です。

シホっぴ
シホっぴ
学校中の先生が一人一人を覚えていて、ゆりちゃんおはようと言ってくれる。

それはとても驚くべきことで素敵なことです。

学校につくとどうしたって笑顔が溢れてしまいます。

わたしは、ゆりちゃんとしゅんくんに挟まれて寝ているのですが、ゆりちゃんがすやすやと寝ている寝顔を確認しながら、腕枕してあげたり抱き寄せたりしているときが本当に幸せです。

she doesn’t have any concerns

心配事をしていないような様子をしている娘の生き様を見ていると、

They don’t have to live up to someone else’s standards

誰かの基準に合わせて生きようとしなくていいんだよ、と、他力に任せて生きていても幸せだよ、と言われているようで、心がみるみる楽になります。

もちもちしていて、やわらかいゆりちゃんにひっついて一緒に横になっているとき、とても幸せな気持ちになります。

しゅんくんに絵本を読みながら寝かしつける時間大好きです。

やっと静かになったお家で、無事に一日を終えて、つい一緒に寝落ちしてしまう瞬間が大好きです。

ところで、

役所からの書類は、令和〇年〇月〇日、など和暦の書類がおおいのですが、

  1. 和歴の横に西暦
  2. それから子供の月齢〇歳〇ヵ月まで添える
  3. (なんなら年少、年中など学年もあるとますますベター)

などすると、あとから書類の整理がしやすい、諸々記入しなくてはならない質問に答えるときに役立つことに気が付きました。

(吸引機・補装具を買ったのは何年前か、など、忘れたころに聞かれるものです←ですが、よく聞かれます。)

とくに平成の終わりごろ生まれの子供たちをもつと、平成令和を横断した算数をしなければならず、換算するのがなかなか私は戸惑ってしまうのです。

また、入院回数をふときかれることもあるので、入院したときなどは、西暦で期間をメモするとよいでしょう(おくすり手帳など)。

3月、いろいろな気持ちが溢れます。

今日は、一年をどう測る?を考えてみました。

シホっぴ
シホっぴ
ウクライナの戦争から1年以上がたってしまいました。東日本大震災からは12年もの時間がたちました。

まだ少し寒い3月、いろいろな気持ちが溢れます。

Take a moment to be proud of yourself for surviving the days that felt impossible. 

出典@adoseofreminders

不可能だなと感じた日々を切り抜けた自分を誇りに思う瞬間を持とう。

They said I changed a lot. I said a lot changed me. 

出典Lessons learned in life 

私に、あなたは、ずいぶんいろいろと変わったね、と言った人たちがいた。

私は言った。ずいぶんいろいろなことが(あったのでそれが)私を変えました、と。

3月になりました。みなさんにとって今年度は、どんな1年だったでしょうか?

ではでは。