ポジティブ英語

4月1日は、エイプリルドリーム(嘘ではなくて夢を語ろう)の日にしよう!

4月1日は、エイプリルドリーム(嘘ではなくて夢を語ろう)の日にしよう!

障害受容×言葉の紹介21

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シホっぴ
シホっぴ
今回は4月1日と言えば?のお話です。

 April Dream

A Million Dreams

4月1日をエイプリルフールApril Foolの日ではなくて、エイプリルドリームApril Dreamの日にしようという活動があるそうです。PR Timesさんの活動です。

https://prtimes.jp/aprildream/

Using your knowledge and information about special needs in service to the world

私は、私が獲得してきた障害のある子どもについての情報や知識を世界のために役立てたい。

ある年のアイカルディ症候群家族会のスローガン

ある年のアイカルディ症候群家族会のスローガンがこれでした。

“Diverse Experiences, Common Dreams”

様々な違った経験、共通の夢

同じ経験を歩むことはできないけれど、あくまで個人の経験してきたことは違うけれど、あなたが経験したすべての痛みをわかることはできなくて想像するだけしかできないけれど、夢を、果てしない想いを共有できたらいいな、そう思っています。

シホっぴ
シホっぴ
私の夢はなんだろう、私はどういうときに希望をみるのだろう、と考えていました。

一人一人の子供はそれぞれ違った種類の花

Every child is a different kind of flower, and all together, make this world a beautiful garden. 

一人一人の子供はそれぞれ違った種類の花だ。そしてみんなあわさるって、この世界を美しい庭にしているんだ。

私はこの言葉が好きです。

どんなにちいさな花も美しい庭を構成する大切な花です。また、どんな花にも太陽が等しく降り注いでいる様子が思い浮かびます。

ポップコーンを子供たちに例えた言葉

ポップコーンの一粒一粒を子供たちに例えたこの言葉も可愛くて大好きです。

Popcorn is prepared in the same pot, in the same heat, in the same oil and yet… the kernels do not pop at the same time. Don’t compare your child to others. Their turn to pop is coming! 

同じ鍋で、同じ温度で、同じオイルで、ポップコーンを作るけれど、トウモロコシの粒は同時にポンと弾けることはない。あなたの子供を他の子供と比べないで。あなたの子供がPOPするその瞬間は、もうすぐだよ!

可能性を秘めた一粒一粒のポップコーンの粒たちは、同じ鍋で同じ温度で同じオイルで調理されている。

ゆっくりPOPするポップコーンの粒を別の鍋に移すわけではなくて、みんな一緒にゆすられている。

どんな子供たちにも等しく教育の機会を

つまり、どんな子供たちにも等しく教育の機会が与えられてしかるべきだな、と、この言葉を読みながら、これって私の夢の一つだなと思いました。

教育の機会が等しく“与えられない”、ことについては、そういった事案を見聞きするたびに、いつも憤りを覚えているように思います。

  • 外国籍のお子さんで幼稚園から退園を迫られた方の話
  • 習い事をさせたいのに障害のある子を受け容れた前例がないからと断られた方の話

を聞いたときは、激しく一緒に憤ってしまいましたし、逆に重い障害があるにも関わらず公立小学校に入学が決まった仲間の話を聞くと、地域の中で育てることへの情熱を感じ、敬意を覚えます。

世界の流れとは逆行

まだ記事にできていないのですが、昨年(2022年) 秋になりますが、国連が日本の障害児教育について、segregation 隔離の状態になっている、世界の流れとは逆行している、と勧告を出しました。

シホっぴ
シホっぴ
これについては、じっくり考える必要があります。またの機会に、勧告内容と考察をまとめるつもりです。

障害児の就学についての話は、繊細な内容であるなと思います。

様々先進的に働きかけをしてのちに続く子供たちのために地域で教育を受ける方向で動いてらっしゃる方への敬意がやみません。

特別支援学校での教育に大変満足

と同時に、ゆりちゃんくらいの重度の子供を育てている私としては、特別支援学校での教育に大変満足してもいます。

教育については、いろいろな角度から考える必要のあることなので、注意を払いながらいずれ書いてみようと思っています。

障害のある子どもを育てると、基本的には、年長さんのスタートと同時に、“就学相談”というものが本格化します。

1年間を使って学校見学や面談などが継続的に行われ、家族の思いをヒアリングしてもらい、ベストな学校選びをしていきます。

その1年間での思考の変遷などを(私の備忘のためにも)共有したいと思っています。

私見を吐露させてもらおうと思っています

私は現状に十二分に感謝しているのだけれど、もちろん思うこともあるのです。

今回の国連の意見、これからの成熟した国における障害児教育の進んでいく方向、社会全体として学校生活が終わったあとの居場所を地域に形成していくなどの観点から、その国連記事の和訳の回では、私見を吐露させてもらおうと思っています。

シホっぴ
シホっぴ
特別支援学校での先生方の献身には、my hats off to you! 尊敬しかないです。

ゆりちゃんは、

特別支援学校でのゆりちゃんの学び、成長に軸を置きながら、本来行くはずである地域の公立小学校に副籍・支援籍を置かせていただき、交流の機会を設けていく、

というゆりちゃんのケースの着地点には満足していて、両学校での連携してくださっている様子については、感謝しかないです。

4月1日は、嘘ではなくて夢を語ろう

4月1日は、嘘ではなくて夢を語ろう。の話に戻ります。 

外国から来たその子本当に発達障害ですか、というを読みました。

こういったことが私の憤りの大きいことであるし、まがいなりにも海外で生活をして教育をうけた私としては外国からきた子供たちの教育機会についてはすごく想いが強いです。

  • ―聞こえない人とのコミュニケーションをあきらめない人がたくさんいる日本
  • ―日本語以外を話す人とのコミュニケーションをあきらめない人で溢れている日本
  • ―道で躓いている人に、手を当たり前に差し伸べる人が溢れている日本
  • (様子見の時間が長いなぁ、冷たいなぁと思うことが多いので)
  • ―介助者をつけて、学ぶ人がキャンパスに溢れている日本(少なすぎます)
  • ―依存症やメンタルヘルスの問題を抱えて大変な状況にある人がいたとしたら、ずうずうしく助けようとする人がそこここにいる日本。特に、親族内での腫れ物に触る、タブー、みたいなものがなくなるといい。
  • ―障害児を育てていても、親族からの理解が薄いと、親族と集まっていながらもさみしさ・むなしさを感じてしまっている家族は多いと思う。それは親族ひとりひとりの経験値が薄いから。それは、その人がわるいというよりか、身近にいなかったから。社会の仕組みが、重症心身障害児と出会わない仕組みだったから。そういうのが時間をかけて解消してほしいから、障害児家族としてできるだけ見える場所にいよう、外にでていこう、と思っている。
  • ―ワンミスアウトがない日本
  • ―お互い様ですよね、の精神の日本
  • ―成熟した日本
  • ―福祉施設や保育施設でのボランティア体験などが高く評価されるような仕組みの日本
  • ―医者の卵や高学歴を目指す人が当たり前に夏休みやギャップイヤー(大学卒業後と就職の間や休学期間や夏休みに、経験をつむ海外旅行をする、ボランティア経験を積むことなどは外国では豊かな人格を育むものとして社会的に推奨されていて、落ちこぼれた、というような評価とは真逆)など使って時間を(アメリカのIBリーグには、ボランティア経験がないような推薦状では通らないように)使うのが娯楽ではなくて人格形成上当然に大切なことであると考えられる日本。

そういうのが私の夢です。

シホっぴ
シホっぴ
夢を語るのは自由なので、みんなの夢も聞いてみたいです。

A Million Dreams おすすめの曲

では、最後にA Million Dreams という曲を張り付けておきます。私は、ホームページを始めたころにこの歌を聞いて興奮していました。

ではでは。