Youtube音楽プレイリスト6

障害受容×音楽の紹介[番外編]

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プレイリスト

保守派とリベラルの意見が割れる案件において、オコナーさんは、重要な判決の結論に直結するswing voteを握ることが多く（連邦最高裁は９人の判事の多数決で決まり、リベラル派と保守派の構成比が大きく影響する）、アファーマティブアクション、妊娠中絶などの著名な判決（＊）において重要な役割を果たしました。

また、夫が長期にわたってアルツハイマー病と闘ったのを支え、その啓蒙活動にも関わりました。乳癌に打ち克った後はウィッグをつけて仕事をしたこともありました。

最も影響力のある女性のひとりであることは間違いなく、後世に名が残るオコナーさんです。（ブッシュｖｓゴアのときの判断に関しては厳しい意見もあったりします・・・）

（＊）

Roe V Wade（ローヴィーウェイド、のように読みます。

〇対〇のｖはヴィーと読む、中絶は女性の権利とする判決が可決された）が、2022年6月に、”覆って”しまったときは本当に激震が走りましたね。

エクストリームだなぁと思いました。Glanstonburyのコンサートで、Lily AllenとOlivia RodrigoがFxxx Youという曲を、最高裁判事（保守派=中絶反対の立場）たちに対して、名前を一人ずつ挙げて、歌ったことは、非常に印象的でした。

BBCの動画が消えてしまっていた（そっちのほうがすごくよく撮れていたのだけど）ので、こちらをどうぞ。

Olivia Rodrigo & Lilly Allen | F*** You | Glastonbury 2022 – YouTube

また、そもそも、そもそも中絶以前の問題、”無責任な射精=想定外の妊娠”についての話題沸騰のこちらの本もよんでみました。

そして、昨年、国内のニュースではこんなのがありました。誰にも相談できずに妊娠し一人出産、死産で生まれた赤ちゃんを遺棄した女性に（死体遺棄の罪）有罪判決が下りました。

赤ちゃんの遺体遺棄の罪 母親に有罪判決｜NHK 東海のニュース

風俗店勤務で妊娠　赤ちゃんの遺体を実家の庭に埋めた29歳の女「私でごめんね・・・」共用トイレでたった1人で出産…死体遺棄事件で執行猶予付き判決（CBCテレビ） – Yahoo!ニュース

裁判官の言葉

「風俗店で十分な避妊もせず性交し、妊娠の徴候にも気づかず（中絶のタイミングを逃している）、出産後も周囲に相談もしない、思慮に欠ける、短絡的、自己中心的で身勝手。埋めたときのことを忘れずに生きてほしい」

保育士をやめて経済的に困窮し携帯電話もなく周りに心配をかけたくなかった女性。

埋めたときのことなんて忘れるわけないでしょうよ。

She is suffering enough

十分に苦しんでいるんだと思いますが。

Olivia Rodrigoだったら、Fxxx Youって言いますよ。

ではでは。