障害受容×言葉の紹介11
☆<障害受容×言葉>の一覧はこちら
https://shihoppi.com/tag/words/
No Title
無題
When you are asked what you do for a living, how many of you say something along the lines of “I don’t have a job, I’m just my childs carer”?
どんな仕事をしているのか、という質問を受けることがあると思います。どれだけの人がこのように答えているでしょうか。仕事はないんです。自分の子供のケアをしています。
I know I have… Well, just take a second to remember what a ‘carer’ actually does.
仕事といっていいような気もしますが。まぁ、ケアをする人が実際に何をしているのかということについて一瞬考えてみましょうね。
You keep your child alive against the odds.
まず、子供を数奇な運命に抗って猛烈な困難にもかかわらず、命を守っているんですね。
You organize a very hectic timetable, juggling appointments, therapies, medications, feeds and a social calendar.
あらゆる予約、セラピー、投薬のタイミング、食事、交流などのとてもいそがしいタイムスケジュールを計画管理実行しているのもケアラーです。
You have given, willingly, your own life to enable your child to live theirs to its full potential.
子供が子供の人生をフルポテンシャルで生きることができるように、まっとうできるように、厭わず、進んで、自分の時間を捧げています。
You live with stigma, prejudice, discrimination, ignorance… and you do it with a smile.
スティグマ(傷、あざ、恥辱)、偏見・先入観、差別、無知、そういったものに触れながら生きていますが、笑顔であしらいながらしなやかに生きています。
You campaign, raise awareness and support your child in ways you never thought you’d have to.
社会的活動・啓蒙啓発にも参加します。そんなことに携わると思ってもいませんでしたが、子供たちのためになることをしています。
You educate, not only your child about the world, but the world about your child.
子供に世界のことを教育してあげるばかりではありません。あなたの子供について、世界にむけて教育・発信もします。
You carry the weight of knowing you’ll outlive your child, but find the strength to make every day precious, so that when that time comes, you’ll know you gave them your all.
自分が子供よりも長生きするだろうということを予見していてその重荷と生きています。しかし、毎日を大切にしようと強さを発揮しています。なぜなら、そうすることで、その時がきたときに、毎日を全力で生きたことが身を助けるでしょうから。自分のすべてをささげたと知るでしょう。
You encounter many, many well-wishers, telling you how amazing you are, while barely clinging on to that one friend that stuck by you.
あなたのために祈る人にたくさんたくさん出会います。あなたが素晴らしいということを伝えてくれる人にたくさん会いますが、ひょっとするとあなたのそばにしっかりくっついていてくれる友人―1人くらいかもしれません―その人をかろうじて心の頼りにして、頑張っているかもしれません。
Being ‘just’ a carer is a rollercoaster of emotions, pulling your heart in all directions.
‘単なる’ケアラーは、心を四方八方に八つ裂きにされるような感情のローラーコースターに乗っています。
It is a physically and emotionally challenging job. And when you are no longer a carer, you don’t just lose your job, you lose your child, your identity, your reason for breathing.
体力的にも精神的にもチャレンジングな仕事です。なによりも、もう、ケアラーでは、なくなったその時のことを想像してください。その時に、仕事を失うだけではないのです。子供を失うのです。培ってきたアイデンティティを失うのです。呼吸をする意味すら失うのです。
So next time someone asks what you do for a living, hold your head high, and be proud to tell them you care!
次にだれかが、あなたはどんな仕事をしているのか、と聞くことがあるでしょう。その時は、頭を上げて、誇りをもって、いいましょう。I care! ケアしています。
シホっぴから一言
そして、仕事に戻れるくらいの社会の構築を。
ケアすることをメインにすることを決めた人へは尊敬の気持ちを。
復職しなくては、とプレッシャーに感じている人がいますか?
自分の能力が十分でないと焦っている人がいますか?
家族の誰かが、そのようにあなたに言っていますか?
あるいは、言われてないけれど、そんな気分になるほど追い込まれていますか?
ケアは、週末もない。終業後もない。有給もなければ、給料もない。
You are not lazy, unmotivated, or stuck. After years of living your life in survival mode, you are exhausted. There is a difference. Nakeia Homer
あなたは怠惰でモチベーションがなくて行き詰っている人間なのか?いいえ、そんなんじゃないです。
何年も、サバイバルモードで生きてきたんです。
疲労困憊なのです。それとこれとは違うのです。
ではでは。