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バタフライハグ!それは“心の傷やトラウマ”を癒すリラックス効果があるという研究結果も。

バタフライハグ!それは“心の傷やトラウマ”を癒すリラックス効果があるという研究結果も。

障害受容×言葉の紹介17

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シホっぴ
シホっぴ
今回は今日は私がしんどくなったときに実践している、バタフライハグ(心の傷やトラウマを癒すリラックス効果)という方法をお伝えします。

ゆりちゃんと街を歩いていると、とてつもないcompliment 褒め言葉を、accolade賞賛をいただけることがあります。

たとえば、

So very sweet to see your patience, compassion, calmness and love. 

あなたが忍耐強く共感性高く穏やかに愛をもってお子さんと向き合っている姿を見れて、よかった。今日はいい日になったよ、と言われることもあります。

You are the good in the world.

世界を善くしているね、とか。

あなたは世界の’the good’であるだなんて、ただのゆりちゃんのママになっただけなのに恐縮ですが、嬉しいです。

Too many good things to say but I feel blessed to have “met” you. 

あなたの素晴らしいところはたくさんあって言い切れないけど、とにかく今日はあなたに会えたことを感謝しています。と言われることもありました。

私も同じように相手に感じることも本当にたくさんあります。

やっぱりこういったことを言われると嬉しいですから、そのように感じたときは、頑張っているね、とねぎらいの気持ち、敬意、を進んで表現することはとてもいいことだと思います。

最上級の敬意の気持ちを表現

Hats off to you!

というと、あなたの前で帽子を外して差し出す尊敬します、感服です、のような意味になり、最上級の敬意の気持ちを表現できます。

シホっぴ
シホっぴ
がんばりっこちゃん(このように障害のある子どもを表現する人もいます)たちを、心を尽くして育てている一人一人に、Hats off to youと言いたいですね。

A child with special needs makes love stronger, the nights longer, savings smaller, and a home happier.

障害のある子どものニーズにこたえる生活は、愛を強くし、夜を長くし、貯金は減らすかもしれないけれど、お家(家族)を幸せにする。

Love recognizes no barriers. It jumps hurdles, leaps fences, penetrates walls to arrive at its destination full of hope.   Maya Angeiou

愛に障壁はない。愛はハードルを飛び越え、フェンスを飛び越え、壁を突き抜け、希望で満ちた到着地にたどり着かせる。

十分に頑張っていると周りが言ってくれない日はどうしたらいいでしょうか。

そんなときは、自分で頑張っているなと思えるようになることが、なによりも簡単に心をメンテナンスできる方法です。

なので、今日は私がしんどくなったときに実践している、バタフライハグという方法をお伝えします。

バタフライハグのやり方

すごく簡単なので、ぜひ覚えてほしい、しんどいときに実践してみてほしいです。

ポイントは蝶々のカタチをちょうど作るような感じです。

↓動画はこちら

  1. 自分の胸の前で腕を交差し(蝶々のように)、右手の手のひらを左肩に、左手の手のひらを右肩に乗せます。
  2. そして、ゆっくりパタン、パタン、と、左、右、左、右、と交互にタッピングするだけです。
シホっぴ
シホっぴ
私は、割と、このセルフハグポーズをしたタッピング前の段階で、癒され効果を感じます。

目を閉じて深呼吸しながら、タッピングを開始すると、実に短時間で、気持ちが落ち着いていくのを感じます。

交差して肩に手を置くのが大変な人は、胸の上で手のひらを左右クロスすればオッケイです。

障害児の子育てをする上での感情

  • トラウマ Trauma
  • 不安症 Anxiety
  • 悲痛感 Grief
  • 憂鬱感 Depression

というのは、障害児の子育てをする上で(そうでなくても)どんな人も一度は味わったことのある感情だと思います。

いそういった気持ちに覆われてしまったときに、バタフライハグお勧めです。

シホっぴ
シホっぴ
私は、もともとは人の前で瞬間的に感情を表して甘えることが苦手でした。

悲しいことがあった瞬間に人の肩を借りて泣いている人なんかを見ると、素直な人だなぁ、人たらしというか、愛らしい人だなぁと、うらやましく思っていました。

そんな私でも、生まれた我が子に障害があると分かってからは、どうしてこれほどの苦しみを私が・・・と絶望的な日をたくさん過ごし、いろいろな日に、いろいろなタイミングで、いろいろな場所で、友人や看護師さんや家族がそっと置いてくれた手のひら、貸してくれた肩、包んでくれた腕の中で苦しい感情をとかしてもらいました。

“手を添える”ということは、powerful ものすごく力があるんだ、そういうのを、手を当てることを、“お手当て”、というんだ、絶大な効果があるんだということも身をもって知りました。

バタフライハグを進んで使おう

それを自分でできちゃうのがバタフライハグです。

作用機序は正確には解明されてないそうですが精神医学の中では効果があるという研究結果がでていて、身体の左右の部分をクロスした手で交互に刺激することで、トラウマ等の記憶の再構築に至ると考えられているそうです。

シホっぴ
シホっぴ
1998年のメキシコ大地震のときに実践されたのが最初のようです。

大災害や戦場などの現場において、心の傷やトラウマを癒す効果があることが確認されている有名な方法です。

慣れると忘れていることもありますが、障害児子育ての日々は過酷で戦場のようなものですから(もちろん、凪もきます)、自分をいたわる時間を忘れず、どこでもバタフライハグをしてみてくださいね。

どこでも一瞬でできるのがいいところです。

心を整える瞑想が流行っていますが、瞑想でゾーンに入るよりも、タッピングするだけなので、簡単だと思います。

ではでは。