障害受容×言葉の紹介30
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家が散らかっていてごめんなさいね。
Please excuse the mess. Our standards have lowered with each child.
家が散らかっていてごめんなさいね。私たちの(整頓の)基準は、子供が増えるごとに、がっつり下がっております。
これ、家に人を上げながら(主に看護師さんに対して)、私言っていますね(笑)
以前のように週1―3程度の訪問回数、かつ、子供が一人だった時の生活だと(隔日くらいのペースだと)“家めっちゃ整った日”、が毎回作れていて感嘆の声を頂いていた(し、コロナ前なので、紅茶とお菓子をお出しする余裕も・・・)のですが、遠い目・・・。
今は、誰も来ない日のほうが珍しい、というくらいお願いしているし、なんといっても4歳男の子の母なので、その高頻度な来客の時間に向けて、“家を整えきる”、がどうも成り立たなくなってきました。
全然すごく汚いとかじゃないですよ、笑、ただmessyなのです。
アメリカのホームビデオに出てきそうな、ものすごい大胆な遊び方をする←看護師さん公認、4歳の男の子←幻のわんぱくぼうや!と暮らしているものでorz・・・
散らかったままの家に呼ばれた人は、家族にかなり近い存在とみなしているとお考えください(笑)
(ママ友を呼ぶときは、それなりに気合を入れて掃除をしています。が、頻回に来ていただける仲になると、ちょっと雑然とした日も混じってきます。そう、人間だものby相田みつを、笑)
ご自身の家に人が毎日来ている生活を想像してみてください。
ケアを受けるということは、ケアが入っていて恵まれているね、と同義、と一般的には思われるだろうと想像するのですが、ご自身の家に人が毎日来ている生活を想像してみてください。
家の中にたくさんの人が頻回に出入りする、日常生活を曝け出す、というのは、ある程度精神的負荷のかかることであり、特殊なことである、ということを言いたいです。
家に人を上げるのに抵抗が全然ないほうな私なのですが(高校時代から寮生活をしていて、米国でも異なる文化の人と暮らしてきました)、家に来ていただくなら、少々見栄をはりたい。
ずぼらさは隠せるまで隠しておけたらラッキーだし(むりかな笑)、素敵な生活を送っていると思われたい(住み慣れた我が家で、すてきで暮らしたぁーい、という曲が頭の中を流れました(笑))。
私が見栄っ張りなのではなくて、概して人というのは、お家にお友達を呼ぶぞ、となると、しっかり綺麗にしているのね、と思われたいものなので、お掃除を徹底してやると思います。
もちろん、人によりますが、私はそうです。大急ぎで全部屋リセットして、洗面台もトイレも拭き上げます。
それが、こちらのリセットが間に合わないほどに人が来るようになってしまって、洗濯の山、食器の山、アマゾンの空箱(笑)、読みかけの本(←読みましょう、笑)手抜きな夕飯、それは夕飯かという日の夕飯、なんでもばれてしまう、というのは苦しそうじゃないですか。
気持ちが入れば、その時刻に向けて徹底掃除をして毎日気持ちよくお迎えしたいと思ってはいます。
これでも一応毎朝整えて家を出ているのですが、夕方がとにかくカオスなのですー、というのは子育て中の人は共感してもらえると思います。
- 幼稚園・小学校の荷物を玄関にぶちまけて
- 着替えさせて食べさせて
- 公園(かイオン)に連れていく(あるいはお家で遊ぶ)
- (時に行きしぶりするのを説きふせ)習い事へ連れていき・・・あっというまに習い事終了でお迎え
- 体力が残っていたら訪問看護スタート時に綺麗な玄関&リビングを目指します・・・やる気あるのかあやしい(笑)
どのご家族も、人の手を入れる、特に訪問という形で人を入れるときには、どこまでがオッケーでどこからがtoo muchなのだろう、とか(着替えを寝室から取るのはあり?洗面所の引き出しをあちこち開けるのはあり?)、自分の心地よい範囲について考えることになるだろうと思います。
バウンダリー、特に”空間的バウンダリー”について考えを深めることになると思います。
バウンダリーが侵されていると感じると、警戒し疲労します。多くの赤ちゃんのご家族で訪問看護を入れたばかりの方の悩みが、ここにある気がします。
なんのために入ってもらっているか(まだちょっと)分からない、(昼寝や授乳のスケジュールなどの調整に辟易することもあり)余計に疲れてしまう、でも助けてもらっているからこそ言いにくさがあるのでなかなか言えなかったりもする。
なんといっても、何を求めているかは、関係性の中で探っていくことなので自覚できていないこともあるし、変わりゆくこともあるし、そもそも非常に個別性の高いことなのだと思っています。
助けてもらい方にもコツがいるんだ、と思っています。歩み寄りの時期、コミュニケーションに労力がとられるかもしれませんが、それぞれが楽に資源を活用できますようにと願っています。
なぜならば、家がちょっとくらい雑然としていても、死なないですから!
気にしなくていいですから!自分を生きろ!笑
私はですね、友梨ちゃんと過ごしているからこそ到達できる、より根源的な人間の感情を伝えたい。(唐突・・・(笑))そう思っているのです。
私の問題意識は、なんだろう。
グレタトゥーンベリさんの問題意識は気候変動です。私の問題意識は、なんだろう。
- 友梨ちゃんの声を伝えること。
- 友梨ちゃんと過ごすからこそ見えてくることを丁寧に描き伝えること。
- 愛、エゴ、自己肯定感、承認欲求、愛のカタチ、カタチなんてない愛。
- そういったことを考えること。
では、グレタトゥーンベリさんの気迫のある英語をインタビュー動画から抜粋してみましたのでみていきましょう。
I just thought that I need to do whatever I can do. And it’s obviously, not going to be enough. But at least it’s something. And I needed to, just for myself, make sure that I did whatever I could, so that I could look myself in the eye in this crisis. How I come across. My energy. I’m so real and raw.
自分ができることをしなくちゃな、する必要があるな、と思ったんです。もちろん、全然十分じゃない。でも、少なくとも、しないよりはいいんです。それに自分のためにもそうする必要があった。そう、自分は自分ができそうなことをやったんだ、と、この(環境の)危機の中にあって、自分の目を見て、自分にそういえるために。どう伝えよう、自分のエネルギーを、リアルで偽りのない自分を。
I think it is a gift to be different, to have some kind of if you are on the autism spectrum that makes you different. And especially in a crisis like this, we need to think outside the box. We need people who think differently. And that means that people who work differently can be a good resource for that.
(グレタさんが自閉症である話、)私は、他の人と違うことはギフトだと思っています。自閉症であることは、あなたの個性を際立たせます。こういった危機の中にあっては、型にはまらない考えをすることが必要です。だから、みんなと違う考え方をするそういう人が求められていると思っています。だから、(脳機能が違っている自閉症の人のような)違った仕組みで機能する人というのは、(こういった時代に)とても有用な人材であるといえるのです。
グレタさんがこのように特性を公表なさったことで、励まされた発達障害を抱える方はたくさんいらっしゃったと思います。
(グレタさんは、自身を、アスペルガーの気候アクティビストと呼んでいます)
私はなんだろう。ゆっくり見つけていこう。
ゆりちゃんが引き出してくれた自分が大好きで、ゆりちゃんは何も言わずに、私を私がすべきことに向かわせている。ゆりちゃんは私の体を使ってゆりちゃんの目的を達成しようとしているのではないかと(今のところ)そう思っています。
Tell the story of the mountains you climbed. Your words could become a page in someone else’s survival guide.
あなたが超えた山、障壁についての話を伝えて。あなたの言葉は誰かのサバイバルガイドの一ページになるのだから。
At least it’s something!
診断された日の暗闇も仲間に出会えた時の温かさも忘れられないから。
イベントフルな秋いかがお過ごしでしょうか。
本日もブログをよんでいただき、ありがとうございました。
私は相変わらず、英語の秋です。
実は、X(旧ツイッター)界隈には英語の猛者たち(上級者、超上級者)が集結しているのをご存じでしょうか。
勉強会などに加わらせていただいていたのですが、(いわゆる別アカ、です)そちらを再開しようか迷っています。
年末が見えてきて、今年のやり残しがないように全力で邁進し、目標設定などもしていきたいところです。
ありがたいことにブログからご連絡をいただくことがあったり、良い出会いに恵まれて充実した毎日です。
先日私が掲載された、ファッション誌very10月号家族のコトバ、の反響?は、今のところ、あまり感じていませんが、そちらに掲載していただいたインタビュー記事は丁寧に聞き取りして書いて頂いたので大変嬉しく思っています。
(無事に自意識過剰月間を乗り切り←普通の市民がファッション誌veryに4ページも掲載されるとこうなる。いまは冷静です)
涼しくなってきたので体調管理にお気をつけて。
ではでは。