ポジティブ英語

コンパッションのバースプレイスは絶望の谷。

コンパッションのバースプレイスは絶望の谷。

障害受容×言葉の紹介41

☆<障害受容×言葉>の一覧はこちら
https://shihoppi.com/tag/words/

シホっぴ
シホっぴ
さてさて、いかがお過ごしでしょうか。私は、しゅんくんをつれて、11月末~12月にかけて、シアトルに行ってきましたよ。ゆりちゃんの繋がりでできた友人宅にて、贅沢な時間を過ごしてきました。

ただ隣にいて話を聞ける、そんな人になれたらな。

さてさて、いかがお過ごしでしょうか。そうなんです、びっくりさせてしまったかもしれませんが、機会に恵まれ、海外旅行に行っていました。

ゆりちゃんを(かなり思い切って)パパと看護師さんに任せて、私はしゅんくんを連れて、アメリカ旅行の経験を積んできました。かねてから誘ってくれていた友人家族にまるっとお世話になっておりました。

収穫感謝祭のごはんをたくさん食べて、美しい山をハイキング、などなど楽しい毎日を過ごしました。なにより、友人ジュリーの4児子育て(音楽教育など、すごかったです!)っぷりを、近くで見ることができて、終始感動。しゅんくんのキャラには全員涙を流しながら大爆笑。現在のアメリカの様子、お互いの日々の生活で大切にしていること、人生の悩みや重大な局面でどんな風に乗りこなしてきたか…ジュリーからは愛のあるアドバイスが惜しみなく注がれ、そして、ノンストップで語り合ってきました。非常にinspiringな旅になりました。

というわけで(笑)、すっかりリフレッシュしてmental&physicalどちらも、とっても元気です。Chargedされました!

北海道とおなじくらいの緯度で寒かったので(連日1-5度程度でした)、東京(←本当は埼玉です)に帰ってきて、暑い暑い。薄着で過ごしています(←ユニクロの裏起毛の極暖のおかげとの噂も)。

今日見ていきたいのは、こちらの言葉です。エンパシーについて、です。

Whenever I see someone with an abundance of empathy, I want to ask what heartbreak they have endured, for compassion is often birthed in the valley of despair. Zoe Clark-Coastes 

いつも、共感的に寄り添ってくれる、そういったことに長けている人を見ると、こう聞きたくなる。

どんな悲しみを経験した人なのだろうって。

深い思いやりの気持ち、助けたい気持ち、放っておけない気持ちは、総じて絶望の谷底で生まれるものだから。

必死で悲しみに耐える友はどんなにか辛いんでしょう。その友を支えたい私はどんな風に助けになれるのでしょう。言葉も見つからないときは、どうしたらいいのでしょう。

何も言えなくても、どうしたらいいかもわからなくても、それでもいいのかもしれないです。でも、何か言葉を紡ぎたい。絞り出したい。どうしたらいいのでしょう。大切な友人に、一体どんな言葉をかけたらいいの、という事態が起きているときに、どうしたらいいのでしょう。

Instead of saying,” I know what it feels like,” let’s say “I cannot imagine your heartbreak.”

“あなたの気持ち、どんな気持ちかわかるよ”って容易く言うくらいなら、“あなたの悲しみは想像を絶する、想像する術もない、できない”って言ってみて。

Instead of saying, “You’re strong. you’ll get through this”, let’s say “You’ll hurt, and I’ll be here.”

“あなたは強いから、この困難を乗り越えられるよ”なんて容易く言うくらいなら、“あなたは傷つく、辛いに決まってる、でも私はそばにいるよ”って言って。

Instead of saying, “You look like you’re doing well,” let’s say “How are you holding up today?”

“とてもうまくやっているみたいだね”なんて言わないで、“どんなふうに頑張ってるの、持ち堪えられてるの、どんな具合なのかな、今日は”って聞いてみて。

Instead of saying, “Healing takes time”, let’s say “Healing has no timeline”. 

“傷が癒えるのは時間がかかる(時間がかかればよくなる)”だなんて言う代わりに、“傷が癒えるのに、タイムラインなんてもの存在しないんだ”って言って。

Instead of saying, “Everything happens for a reason,” let’s say “This must feel so terribly senseless right now.”

”すべてのことには理由がある“だなんて言わないで。”ほんとうにひどいよね、意味不明だよね“って言ってほしい。

And when there are no words to say at all, you don’t need to try and find some. Love speaks in silences too. 

それで、もう何も言えるような言葉がないようなときは、なにも言わないでいい。言葉を探そうとする必要はないんだよ。優しい気持ちは、相手を思いやる気持ちは、言葉がなくても伝わるから。(Ullie-Kaye) 

シホっぴ
シホっぴ
それから、こちらの言葉もどうぞ。誰かが悲しんでいるときに、その気持ちを外に出してあげる機会を摘むことなくありたい、寛容でありたいな、そう思える言葉です。

People have said, ‘don’t cry’ to other people for years and years, and all it has ever meant is, “I’m too uncomfortable when you show your feelings. Don’t cry.” I’d rather have them say, “Go ahead and cry. I’m here to be with you.” 

人は長いこと、こんなことを言ってきました。

「泣かないで」と。泣くな、泣くな、と何十年にもわたり人に言ってきたわけですが、これのいわんとすることは、こうです。

―“私は”あなたが気持ちを表現する、表出する、という状況に居合わせるのが、居心地が悪い。だから泣かないで。―

さて、そんなんじゃなくて、聞きたい言葉はきっとこっちです。こう言ってほしいのです。

「泣いていいよ。どうぞ泣きなさい。隣にいてあげよう。」

うまく言葉にならなくたっていい。安心して話してもらえる、感情を出す友のそばで、そのプロセスを遮らずに横にいられる、そんな人になれたらなぁ。そんな人になれたなら、人生は大成功な気がします。

ただ隣にいて話を聞ける、そんな人になれたらな。

今日は、こんな曲を聴いていました。低調な日々はもう終わった、happiness hit her、幸運が訪れたんだよ、the hourses are coming幸運の馬が来てるよ。雨の中で楽しそうに歌い踊るフローレンス、雨の日を捉えなおしたくなるときに聞く曲です。ではでは。

(アメリカ旅行、なんと帰りは盛大に国際線乗り遅れちゃったんです(※ホントです涙)そして、丸一日遅れて無事に帰国いたしました。年内、ここからギアチェンジして、記事書きをせっせと頑張るつもりです。アップは来年になるかもしれませんが、引き続き応援のほど、どうぞよろしくお願いいたします。)